2018年11月にタイのバンコクで、華々しくオープンしたアイコンサイアムのキーストアが、海外進出としてはシンガポール、上海、ホーチミンに続き4店舗目となった高島屋グループの「サイアム高島屋」です。
(以前レポートした同ビル内日本食店の記事はこちら⇒http://e-asean.net/19879)
日本文化に対して、より本物志向が高まっているバンコクに、日本の老舗デパートが進出したことは、地元タイ人にとって新たなライフスタイルの発信地になると注目されています。
日本では誰もが知る有名デパートの高島屋。
その高島屋グループが成長戦略として推進しているのが、ASEANをターゲットとした海外での店舗展開です。東南アジアではシンガポール、ホーチミンに続きASEANの中心的なポジションを担っているタイに初上陸しました。
メインターゲットはタイの富裕層。
チャオプラヤー川西岸の中間所得層の取り込みも図ります。
広々とした店内は
賃貸面積:約3万6,000平方メートル
売場面積:約2万5,000平方メートル。
アイコンサイアムの中で大きな専有面積を占めています。
過去タイに進出した日本の百貨店は、ほとんどが撤退しているという事実があります。
そのため、今回の高島屋のタイ進出は、ある意味業界内でも関心の的となっていることでしょう。
近年、日本ブランドや食品は百貨店以外でも多く流通していますし、競合となるバンコクのモールでもタイ人を理解した販売戦略を展開しています。
強敵が多い業界の中で高島屋は、今後は日本と同じようにいわゆる人によるサービスの向上を掲げており、現地雇用や人材の教育に力を入れていく方針を持っているとのことです。
また、北海道のアンテナショップや、資生堂のコンセプトショップなど目新しい店舗が見られます。
アイコンサイアムの無料シャトルボートの利用が便利です。
BTSサパーンタクシン駅よりチャオプラヤー川の方へ降りると乗船場があります。
ボートは8:00から23:00までの間、両岸を行き来しています。
無料シャトルバスもBTSクルントンブリー駅から出ています。
GF フードコート、スーベニアショップ、スーパーマーケット
UGF 和菓子・北海道どさんこプラザ、コンセプト雑貨ショップ、カフェ
MF 化粧品、カフェ
1F 婦人服、ランジェリー、カフェ
2F アクセサリー、ハンドバッグ、婦人靴、時計、カフェ
3F 紳士服、紳士雑貨、カフェ
4F リビング、キッズ、レストラン
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