発展目覚ましいベトナムのホーチミンには、他の東南アジアの国にも見られる日本人街があります。
大抵の〇〇人街は一つのストリートがメインになっていて、その周辺に日本食などのお店が集まっていますが、ホーチミンにある日本人街は少々変わっています。
ベトナム語で「路地」を意味するヘムと呼ばれる場所にあり、小さな路地がまるで迷路のように入り組んでいるのが特徴なんです。
ヘムにはバーや居酒屋などの飲食店が建ち並び、独特のにぎわいをみせています。
ではこのヘムの様子をちょっとのぞいてみたいと思います。
ホーチミンの日本人街は観光のメインストリートであるドンコイ通りから徒歩圏内で、サイゴン川に近いレタントン通り周辺になります。
飲食店やマッサージ店が並ぶレタントン通りには、裏路地ともいうべきヘムの入り口がいくつかあります。
ヘムには、100軒を超えるさまざまな日本人向けのお店があります。
カウンターバーやスナックのようなお店に次いで、居酒屋やラーメン店、小料理店などの飲食店が多く、20時過ぎともなると日本人の姿が多くなり活気が出始めます。
まずは居酒屋や小料理店で食事をして、周辺のバーで再び飲むという流れでしょうか。
ヘムでは2019年に入り「でびっとラーメン」、味噌ラーメンのお店「千蔵」、「串カツ天晴れ」がオープンしており、人気店には駐在員向けの定食メニューがうれしい日本食レストラン「和香菜」、おばんざい盛り合わせがおすすめの和食料理屋「わか葉」、昭和レトロな雰囲気の「鶏笑(とりしょう)」などがあります。
また、たこ焼きや焼き鳥といったテイクアウトが可能なメニューを取り扱うお店は、周辺店の従業員への差し入れや、夜食として利用されてもいるようなので、ヘムを訪れる日本人以外にベトナム人もターゲットになっていると言えるでしょう。
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