ホーム >  ミャンマー > 【ミャンマー】キティやドラえもんのカフェも登場。ミャンマーで人気を博すキャラクターたち

【ミャンマー】キティやドラえもんのカフェも登場。ミャンマーで人気を博すキャラクターたち

  • 友だち追加

ヤンゴンにある2号店、3号店とも、ピンクを基調にしたフェミニンさ溢れる内装でキティの世界を表現している。
全身キティ模様の服を着た少女が集うなど、ミャンマーのキティファンの聖地となっている。

February Six Restaurant 26(カンドージ公園店) 住所:Kandawgyi Natural Park(Myaw Zin Kyun), Bahan Tsp., Yangon 電話:09-4228-99966 / 09-7961-22888 営業時間:11:00~22:00
February Six Restaurant 26(カンドージ公園店)
住所:Kandawgyi Natural Park(Myaw Zin Kyun), Bahan Tsp., Yangon
電話:09-4228-99966 / 09-7961-22888
営業時間:11:00~22:00

知的財産権が未整備なミャンマー

気になるのは、こうしたドラえもんカフェにしろキティカフェにしろ、ライセンスをクリアしているのかという点だ。
ミャンマーは知的財産権に関して著しく知識を欠く国だけに、従業員に聞いても「わからない」という答えしか得られない。

そもそもミャンマーには著作権に関する法律は一応存在するが、その他の意匠法や商標法はない。
WTO加盟に際し、2006年12月1日までに知財関連法の整備をすることになっていたが進まず、2013年7月1日までの猶予を得たがその後も整備は停滞。
猶予期間はさらに2021年7月1日まで延期され、現在は日本のJICAなども協力して進めている。

こうしたカフェ以外にも、イベントにキティやドラえもんが登場したり、ハローキティを室内にあしらったキティルームを擁するホテルがあったりと、キティやドラえもんはかなり“乱用”されているのが現状だ。

フェブラリーシックスのトムヤムチャーハン。価格は300円ほど
フェブラリーシックスのトムヤムチャーハン。価格は300円ほど

ご当地キティTシャツはライセンスをクリア

2017年5月、2013年にミャンマーでのドラえもんの商用利用権を得たタイの企業がミャンマーでドラえもんのキャラクター製品販売を始めるという記事が新聞に出た。

同じく今年に入り、ミャンマーで土産物の製造・販売に携わる日本人がハローキティTシャツの販売を始めた。
こちらは正式にライセンスを受けたもので、ミャンマーの伝統化粧タナカを塗ったキティをあしらったご当地モノだ。

ボージョーアウンサン市場内のシンピューレイ(http://e-asean.net/8594)で買えるご当地キティTシャツ。2種類が2色ずつあり約1650円
ボージョーアウンサン市場内のシンピューレイで買えるご当地キティTシャツ。2種類が2色ずつあり約1650円

こうした正規にライセンスを得た商品が流通していくいことで、ミャンマーのキャラクタービジネスも様変わりしていくのかもしれない。

この記事を書いた人(著者情報)

maki_itasaka

日本でのライター業を経て、上海(中国)およびハノイ(ベトナム)にて計8年にわたり、現地日本語情報誌の編集に従事。同時に、日本で出版される雑誌や書籍、ガイドブック、ウェブにも寄稿するかたわら、取材コーディネートや企業リサーチにも携わってきた。ヤンゴン在住4年目。

  • 友だち追加
海外展開にご興味ある方は
なんでもお気軽にご連絡ください。
> 24時間受付OK> 24時間受付OK

メインメニュー

教えてASEANコラム

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ
WEBでのお問い合わせ

人気記事ランキング

新着記事

国別で記事を探す

おすすめキーワードで記事を探す

ライター紹介

G-FACTORYグループは、ASEAN進出を目指す飲食店オーナー、
外国籍人材の採用を検討している飲食店様を全面サポートいたします。